古畑任三郎のランキング(名作傑作ストーリーや人気の犯人)(あらすじ・視聴率も掲載)

古畑任三郎シリーズは今年で放映開始から25周年を迎える

四半世紀前の時代と考えると随分昔に思えるが作品は今も色あせない大人気の名作だ

そこで日本専門映画チャンネル古畑任三郎の特別配信を開始する

題して「GWまるごと古畑任三郎シリーズ&SP一挙放送」が本日15時からスタート

しかしいくらGWだからといって40話ほどある全話を全て見るのも大変である

まして今回あなたが初めて「古畑任三郎」を見るというならどれから見るか悩むだろう

どのエピソードから見れば良いのかある程度の「目安」のようなものがほしいと思う

そもそもこの「古畑任三郎」シリーズはどの話も1話完結だ

だからどのエピソードからでも入れるから見たい話から見れば良いのである

好きなタレントがゲストの回から見るのが一番良いだろう

しかし、特に好きなタレントがいない場合のおすすめストーリーが知りたいなら・・・

そこであなたの為に“古畑マニア”のオレが面白い名作ストーリーを教えたい

ベスト10ランキングと各話のあらすじ見所も入れてあるから参考にして頂きたい

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古畑任三郎10大名作エピソードランキングとあらすじ・放送時視聴率

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1位 「しゃべりすぎた男 」 ゲスト(犯人役)明石家さんま

1996年1月10日放送 視聴率25.4% 作品視聴時間:1時間10分(拡大版)

1位は絶対にこの超名作エピソードしかない!

どれか1つだけを見たいというならこれだけを見ておけばOKというほど秀逸

明石家さんま演じる弁護士の小清水が若く美しく家柄も良いご令嬢・稲垣啓子(小高恵美)との結婚の為に、長年付き合ってきた愛人状態の大学時代のゼミ仲間・向井ひな子(秋本奈緒美)が邪魔になったから殺してしまう

その罪を同じく大学時代のゼミ仲間である今泉(西村雅彦)に濡れ衣を着せる卑劣さに対し、古畑が極めて珍しく「情」を見せたストーリー

もちろん古畑が犯人に対して怒り狂うわけでもないが、この事件に関して相当な入れ込みようで、事件の担当でもないにも関わらず常時小清水に張り付き、徹底的に追い詰めてゆく

そして小清水に「洗脳」され、実刑(懲役10年)を避けて執行猶予付き判決を受ける為に殺してもいない罪を認めさせられそうになる今泉に対しても「利用されているのがわからないのか?」、「私とあの弁護士とどっちを信じるんです?」と感情的に諭したり普段は飄々としている古畑とはかなり違った側面が描かれている

さらに小清水に対してはまだ犯行の証拠を掴む前にも関わらずクライマックス前のシーンで「小清水先生、私はあなたが殺したんだと思っています。友人の人生がかかっているんです。必ずしっぽを掴んで見せます」と言い切る姿はこのストーリーの最大の見せ場と言って良い

古畑は今泉に対し日頃酷い対応をし続けて自律神経失調症に追い込んだわけだが、自律神経失調症に関しては演出上の「ネタ」として別に考えて、今泉のことを「友人」としっかり言及したことに意義があると言える

ラストのシーンでも今泉が嬉しそうに潤んだ目で古畑に頭を下げると、古畑も満足そうなドヤ顔を見せながら手招きして「ペチン」とデコを叩く・・・このシーンから得られるカタルシスたるや・・・

あんまりいろいろ語るとネタバレになっちまうんでこれくらいで

とにかくこのストーリーが「ベスト・オブ・古畑」と評して過言ではない

ちなみに「古畑シリーズ」の大ファンで後に自らがメインゲストとして出演することになるイチローもお気に入りのエピソードとしてこの回を挙げている

オレだけの1人よがりなランキングじゃあないことがわかっていただけただろうか?

オレなんかの言うことは信用してくれなくても良い

でもあのイチローも一番好きだと言ってるんだからそれなら信用できるでしょう(笑)

2位 「最後のあいさつ」 ゲスト(犯人役)菅原文太

1994年6月29日放送 視聴率12.3% 作品視聴時間:46分

1st seasonの最終話であったこのストーリー

菅原文太演じる老刑事・小暮が最愛の孫娘を未成年がメインの不良グループに殺され、グループの成人リーダーである生原治(鈴木隆仁)が証拠不十分で無罪となり野に放たれた事を許せずその生原を殺してしまったストーリー

古畑は上司である小暮が生原憎しで事あるごとに法律を逸脱した過激発言をすることをたしなめながら、小暮の犯行であることを確信し追い詰めてゆく

逆に小暮は小暮で拳銃を使ったこともないという古畑に呆れ果てる

ちょっとした「反則技」で小暮を追い詰めた古畑

自分が法に代わって犯人を裁いたと主張する小暮

古畑は「小暮さんそれは違います。人を裁く権利は我々にもありません。私たちの仕事はただ事実を導き出すだけです」と上司である小暮を叱責する

小暮は「残念だよ。孫の事件も君に担当してもらいたかった」と語り、「納得いったよ古畑君。君に拳銃は必要ない」と告げる

神妙な面持ちで敬礼し古畑は「ありがとうございます。最高の誉め言葉です」と返す

このラストのやり取りが非常に秀逸

孫娘を殺された怒りで道を踏み外してしまった小暮

そんな小暮に対してあくまで順法精神を訴え続け、その中で「事実を導き出す」ことが我々の仕事だと言い切った古畑の矜持が示されたちょっと泣けるストーリーである

3位 「笑うカンガルー」 ゲスト(犯人役)陣内孝則・水野真紀

1995年4月12日放送 視聴率18.8% 作品視聴時間:1時間36分

まだ金も元気もあったTV業界であり、視聴率争いでトップ独走状態でこれまた元気だったフジテレビ

そんなフジテレビが思い切った全編オーストラリアロケを敢行し、ゲストも当時絶頂期の陣内孝則を起用して相当気合の入った作品で、2時間スペシャルとして放送された

今でこそ大人気シリーズとして名高い古畑任三郎シリーズであるが、第1シーズン視聴率平均視聴率14.2%最高視聴率は16.6%(鹿賀丈史がゲストの「殺人特急」)で、今なら大成功と言える数字だが、まだネットもケータイも普及する前であり「テレビが最大の娯楽」だった25年前の1994年当時とすれば決して高い数字ではなかった

フジテレビはこれだけ金をかけたロケでどれだけの数字が取れるかテストし、第2シーズンを制作するかどうかの判断材料にしたが、結果的に第1シーズン最高視聴率を上回る数字を残し、さらに再放送も好評だったことで「古畑人気が決定的になる第2シーズン製作に繋がったわけで、ある意味「古畑」シリーズの功労者的作品である

ストーリー的にも二転三転と目まぐるしく展開が変わっていく内容で最後まで全く飽きさせない内容に仕上がっている

相当緻密かつ複雑な脚本であり、表向きの犯人は陣内孝則演じる数学者の二本松で、彼の相棒の数学者である野田(田口浩正)とその妻である水野真紀演じるひかるとの三角関係(これも超複雑で入り組んだ関係)に加えて、二本松と野田は数学者としての才能に著しい差があり、この2点がこの事件の要点となっている

元々の発端はオーストラリアに数学界の授賞式で来ていた野田・二本松の数学者コンビとひかるだったが、その夜ひかるが「野田を突き飛ばしたら死んでしまった」と二本松に訴えてきたことから事件は始まる

そこに「缶詰の懸賞」でオーストアリア旅行が当選してやって来ていた古畑・今泉コンビが絡んでゆく展開である

ストーリーが二転三転する上に、二本松の心理まで激しく揺れ動く展開の為、古畑もシリーズ史上で3本の指に入るほど謎説きに苦労した回であり、作品自体の時間も長いことからかなり見ごたえのあるストーリーであり、オーストラリアのロケということで観光気分も味わえてまさにGWに視聴するには最適の作品である

一見、二本松が軸の作品に思えるが、実はひかるの「真実」がある意味この作品で最大のポイントであり、ラストで唐突にひかると古畑がほのめかした「仮定」が「真実」だとしたら・・・二本松はひかるによって翻弄された挙句に破滅するハメになったわけで、ひかるの魔性にゾッとさせられるストーリーでもある

4位 「再会」(古い友人に会う) ゲスト(犯人役)津川雅彦

1999年5月11日放送 視聴率27.8% 作品視聴時間:46分

冒頭のアバンタイトル内で古畑自身が「本当は最終回に持ってきたかったエピソード」と語るほどのストーリーだけあって質の低下が叫ばれるようになった3rd seasonの中では屈指の傑作と言える

津川雅彦演じる小説家・安斎は古畑とは小学生時代はクラスメートの間柄

彼は二回りも若い嫁の香織(三浦理恵子)が若いイケメン担当編集者(細川茂樹)と不倫していることを知り、香織の「抹殺」を謀る

古畑は小学校を卒業以来交流がなかった安斎から唐突に別荘に呼ばれ不審に思っていたが、安斎が香織を「抹殺」しようとしていることを悟りそれを阻止しようと考えるが、「なぜ殺人を犯そうとしている時に刑事である自分を呼んだのか」という謎が古畑の頭の中には常にあったと思われる(具体的にそこまで言及はしていないが)

そして安斎の「真の狙い」に気づいた古畑は安斎を止める為に示したものは「友情」だったのである・・・

「古畑」シリーズ史上唯一1人の犠牲者も出さずに終わったこのストーリー

苦悩して自棄になった安斎を翻意させた古畑の「何があっても生き続けなければならない」というメッセージが熱く突き刺さる話である

第5位 「しばしのお別れ」 ゲスト(犯人役)山口智子

1996年3月27日放送 視聴率34.4% 作品視聴時間:1時間10分

「古畑」シリーズ史上最高視聴率を記録したストーリー

絶頂期の山口智子がゲストであり、彼女はこのストーリーで34.4%視聴率を叩き出した上に、その次クールでは「ロングバケーション」で最高視聴率36.7%という数字を弾き出しこの年最も輝いた女優でもあった(が、この年で女優業を長期休業状態に入ることになるが)

作品的にも山口智子の魅力が全開と言える内容で、寧ろロングバケーションの南より、このストーリーの二葉鳳翆の方が女性的魅力に溢れていて、まさにこれが「女優」ってもんなんだなぁとしみじみ思わされてしまう

作中では山口智子が自らフラメンコを披露するシーンもある

これは実際彼女が当時趣味でフラメンコに励んでいたことから実現したものだが、素人目には本当に素晴らしい演舞に見える(動きだけでなく表情等含め)

完全に山口智子の輝きに飲み込まれた感もあり、実際惹かれているような雰囲気さえ見せていた古畑だが、かなり完璧な完全犯罪に思えた二葉鳳翆の犯行を小さな綻びから徐々に突き詰めていく様はやはりさすが主人公と思わせられる

この回の謎解きも相当難解だったし、常人ではまずとてもじゃないけど彼女の犯行である証拠にたどり着けないレベルであるが、古畑の超人的頭脳と洞察力あっての解決だったと思える

彼女が犯人だと疑う所まではそう難しくないが、いかんせん「証拠」を掴むのがとてもじゃないが常人には無理だろう(笑)

なにせ「アリバイ」は完璧だったわけだから・・・

 6位 「さよなら、DJ 」 ゲスト(犯人役)桃井かおり

1994年6月22日放送 視聴率15.1% 作品視聴時間:46分

桃井かおり演じるディスクジョッキーの中浦たか子(通称:おたかさん)が魅力の作品

恋人を寝取った付き人の沢村エリ子(八木小織)がいる駐車場までスタジオからラジオ上で曲が流れているわずか3分で殺して戻ってくるというハードな殺人をやってのける

しかしマネージャーの安藤(あめくみちこ)が身辺護衛に古畑を呼んでいたのが運の尽きであり、古畑さえいなければ完全犯罪で逃げ切れたんだろうが、マネージャーの配慮が逆におたかさんの首を絞める結果となる

問題は「3分」の壁をどうやって乗り越えるかであった

今泉を使って何度もスタジオから駐車場まで走らせても3分以内で戻ってくるなどオリンピックの金メダリスト(作中ではジョイナーの名が出る)でも不可能である

古畑も諦めモードの中思わぬ人物が解決のヒントをくれて・・・

桃井かおりのさすがの演技力(「表現力」と称するべきか)であり、おたかさんの全力疾走や殺害時の「痛い?」という冷酷なセリフ(これ桃井が自ら入れたセリフらしい)に、古畑に追い詰められ始めてからの狼狽ぶり、最後に古畑に教えてほしいとお願いされた「赤い洗面器の男の話」のオチを「やだ」と答えるいじわるさとか様々光った

ただ桃井かおりの全力疾走シーンとか、解決前の画面暗転で古畑が視聴者に謎を問いかけするシーンで新聞に掲載されたバカボンのパパの絵をUPにするシーンや、最後の解決場面でも3つのテープを順々に聞かせる場面など深夜1人で視聴していたら恐怖感を感じるホラー的要素もある

7位 「すべて閣下の仕業」 ゲスト(犯人役)松本幸四郎

2004年1月3日放送 視聴率20.0% 作品視聴時間:2時間1分

このストーリーは「古畑」シリーズ唯一今泉が登場しない回であり、それだけに好き嫌いは分かれるだろうが、追い詰められた犯人が取った行動といいかなり異色の作品であり、視聴に値する価値はあるだろう

南米某国(架空の国)にある日本人大使館内で起きた殺人事件に偶然居合わせた古畑が休暇休暇中にも関わらず操作を開始し、犯人である松本幸四郎演じる日本特命全権大使の黛を追い詰めていく

黛の犯行は結構穴だらけではあるが今回は慣れない異国の地であるだけでなく、なんだかんだでいつも思わぬことから解決のヒントをくれる今泉もいないことで、古畑もなかなか苦戦する

またその他ゲストも津川雅彦(第三部の「再会」で登場した「安斎」とは別人物を演じる)・及川光博・木村多江・浅野和之・田中要次・三田和代などかなり豪華であり、それぞれの人間模様が複雑に絡み合った背景もある

最終対決場面で古畑と黛の相反する「信念」のぶつかり合いが最大の見どころである

最後まで決して目が離せない作品でありかなりの異色作だがあえてランクインさせた

8位 「赤か、青か 」 ゲスト(犯人役) 木村拓哉

1996年1月31日放送 視聴率26.1% 作品視聴時間:46分

日本のテレビ市場屈指のスターに入るであろう木村拓哉のサクセストーリーはある意味この1996年が本格的なスタートであり、おそらくこのストーリーと次クールの「ロングバケーション」の連続ヒットが大ブレイクポイントになったのではないかと思われる

古畑任三郎」の2nd seasonは今でこそ大人気となった最初のシリーズとされているが、実はキムタクが出演する4話までは初回の明石家さんまがゲストの「しゃべりすぎた男」がスペシャル版ということで視聴率25.4%を記録して以降は、沢口靖子ゲストの「笑わない女 」が20.8%、草刈正雄ゲストの「ゲームの達人」が22.7%であった

20%は超えているものの、いまいち突き抜けずスッキリしない20代前半の数字が続いていた所で「キムタクブーム」が社会現象化していた当時のキムタク人気もあってかこの放送界が一気に26.1%まで跳ね上がり、それ以降は澤村藤十郎ゲストの「動機の鑑定」以外は25%はもちろん26%を一度も切ることがなく安定した高視聴率が続いた

視聴率20%を超えるようになるとそこからはたった1%上げるのも大変な作業である

その中でこれだけの視聴率アップをやってのけたこのストーリーは「起爆剤」として効果絶大だった

古畑任三郎2nd seasonはまさに「キムタク」がブーストになったと言えるわけで、それまでこのドラマを視聴しないような若い女性層を中心に多くの新規ファンを開拓して、後の安定した高視聴率に絶大な貢献をしたわけであり、2nd season制作に大きく貢献した陣内孝則ゲストの「笑うカンガルー」と共に功労者的位置づけの作品と言える

ストーリー的にはまだ若く精神的には未熟な若者を演じていたこともあり、彼が警備員殺害の犯人だと古畑は早い段階で確信し、逮捕は時間の問題であったが、問題は彼が観覧車に仕掛けた爆弾による爆発でより多くの犠牲者が生まれることをどう阻止するかにあった

その為には早く決定的な証拠を掴み彼に犯行を諦めさせる必要があり、時間がない古畑はある策を練る・・・

田村正和が木村拓哉を「ビンタ」するシーンは必見

古畑が犯人に暴力を振るったのは後にも先にもこれ一回きりである

※ちなみに今回の日本映画チャンネルの配信ではこのストーリーは権利上の問題で残念ながら視聴ができないことも補足しておく

9位 「汚れた王将」 ゲスト(犯人役)坂東八十助

1994年5月11日放送 視聴率16.3% 作品視聴時間:46分

将棋の竜神戦で発生した殺人事件

坂東八十助演じる米沢八段はこの対局に負けると棋士として終わりの崖っぷちだった

しかし相手は角田英介演じる若き天才棋士で勝ち目は薄い

米沢は「封じ手」を悪用したインチキで勝利を得ようとする

しかしそのイカサマを立会人の大石(小林昭二)に見抜かれてしまった

そのことを追及された米沢は自らの部屋で大石を撲殺してしまう

風呂場での事故死に見せかけた米沢だが、たまたま宿に居合わせた古畑は米沢が和服を常用していることからすぐに米沢が犯人だと目星をつけて捜査を進めていく

犯行の決定的証拠は得られない

しかし米沢の封じ手のイカサマは見破った古畑

その古畑が米沢の自白を引き出すために考えた駆け引きがこの話の見所である

10位  「アリバイの死角」(古畑、歯医者へ行く) ゲスト(犯人役:大地真央)

1999年5月4日放送 視聴率26.0% 作品視聴時間:46分

大地真央演じる歯科医師の金森は長年連れ添った恋人の山村(陰山泰)が自分を捨てて若い歯科衛生士の瀬川(伊藤裕子)と結婚することが許せなかった

拳銃まで用意して山村をオフィスビルのトイレ内で射殺するという大胆極まりない犯行を敢行した

非常に頭の良い金森は治療に訪れた古畑までもアリバイの証人にしてしまった

当初は金森を露骨に疑う事もなく、「友人」として食事を共にするなどしていた古畑だが、殺されたのが金森の長年付き合った恋人であり容疑者として疑わしくないわけもなく、金森の「食後すぐに歯を磨く癖」などから徐々に金森のアリバイの欠陥に気づき始めていく・・・

決定的物証を得るのは困難な状況だけに古畑お得意の「仕掛け」が展開される今回のストーリー

また普段は的外れな推理ばかりする今泉が大した根拠もないのに「フられた腹いせ」で金森が山村を殺したと独断的に決めつけた推理が今回はそのまま正しかった

逆にいつもは割と理性的で正しい推理ができる優秀な西園寺(石井正則/アリtoキリギリス)が今回は金森が犯人であるという今泉の推理を否定していて第3シーズン内で両者の正誤が逆転した珍しいエピソードであり時には単純かつストレートに考える事も良いということを示している

優秀な刑事である西園寺に全く疑いを抱かせなかった金森はかなりのやり手ではあった

しかしその金森すら逮捕に繋げた古畑はやはり西園寺よりまだまだ1回りも2回りも上である

西園寺君は優秀な刑事であり、第3シリーズ9話「追い詰められて(雲の中の死)」(ゲスト・玉置浩二)ではほとんど1人で事件解決まで導いているが、第3シリーズ8話の「頭でっかちの殺人(完全すぎた殺人)」(ゲスト・福山雅治)でも、犯人を福山雅治ではなく戸田菜穂だと判断して任意同行を求めるという勇み足をやらかしている

一方で古畑は最初から福山雅治を一貫して犯人として疑っていたわけで、やはりさすが主人公というべきであり、西園寺君ではまだまだ及ばないわけである

無論・・・西園寺君が古畑並の刑事になってしまったらドラマにならなくなってしまうから仕方ないことではあるが(笑)

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以上、厳選した「古畑任三郎傑作作品ベスト10」を選出してみた

これにも入らなかった良作はまだいっぱいある

そもそも基本的に全ストーリー素晴らしいものだから

もしかしたらイチローや福山雅治やSMAPの回などなぜ入ってないのかと思うかもね?

もちろんそれらも悪くないがあくまで上述した各ストーリーが上回ったということ

ゲストの人気や話題性だけでランキング作るなら当然それらゲストの回は皆入れている

あくまでも「おすすめ」したい内容重視のランキングということである

古畑任三郎」という作品を本質的に楽しんでほしいと思い作成したランキングである

あなたの楽しいGWに役に立てばうれしいのである

注)ちなみに上述した、キムタク出演時の「赤か、青か」だけでなく、風間杜夫出演の「間違えられた男」、SMAP全員出演の「古畑任三郎 vs SMAP」、イチロー出演の「フェアな殺人者」の合計4作品は権利上の問題でBSやCSでは配信が難しく、今回の日本映画専門チャンネルの配信でもこれらのエピソードは視聴できないからご留意を

ちなみにこの4作品に関しては2019年4月時点で「古畑任三郎」を配信しているVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの「フジテレビオンデマンド(FOD)」と「TUTAYA(ツタヤ) TV」に加入しても視聴はできないからその点も注意頂きたい

イチローとキムタクとSMAPに関してはそれぞれ事務所の肖像権管理が厳しいことが原因で、風間杜夫に関しては本人の肖像権ではなくおそらく現在は放送していない「火曜サザエさん」が作中に深くかかわっていることで、これまた権利面の厳格さではジャニーズ事務所すら上回る「長谷川町子美術館」との関係があるからだと思われる

そんなにダメなのかな火曜サザエさん・・・

笑う声までおんなじねハハハハおんなじね・・・

浜さん・・・

古畑さん、あなたは一人っ子ですか!

ちょっと自分本位すぎる!

  
  
  
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