なぜかうまくいく人のすごい無意識(梯谷幸司)の書評レビュー

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なぜかうまくいく人のすごい無意識(梯谷幸司)を読んでみての感想

 

なぜかうまくいく人のすごい無意識 梯谷幸司

メンタルトレーナーの梯谷幸司による著作『なぜかうまくいく人のすごい無意識』を読みました

スピリチュアル系書籍(厳密には違うが)にありがちで、賛否両論別れる内容なのはわかります。

しかし、結論から言えば、この本を読むことで脳が持つ潜在能力を操れるようになります。

その意味では衝撃的な一冊と言える内容です。

これまで読んできた書籍の中で最もインパクトを受けました。

頭に稲妻が落ちたような衝撃でした。

立ち読みしていたんですけどすぐに衝動買いしちゃったくらいですからね。

そんな『なぜかうまくいく人のすごい無意識』の良い点と悪い点をそれぞれ解説していきます。

『なぜかうまくいく人のすごい無意識』の良い点

脳科学の研究では脳の90%以上がまだ理解できていない現状です。

「脳の10パーセント神話」というものもありますね。

人間は脳の10%しか活用できていないというアインシュタインなどが様々な学者が提唱した説です。

この考えについては現代では概ね否定されています。

しかし脳科学(脳医学)の研究は全体を100とすれば10%にも満たない程度しか解明されてない。

それであれば事実なのです。

 

それだけ脳には「未知なる領域」が圧倒的に大きいのです。

脳の未知なる領域を活用することで人間は不可能を可能にする「超人」にもなりうる

この書籍は脳が持っている“潜在能力”の凄さを教えてくれます。

 

そう話せば多くの人は「そんなわけないでしょ」と一笑に付して終わりでしょう。

僕だってどっちかと言えば西洋合理主義者です。

占いはもちろん血液型の性格判断も全く信じません。(事実これも科学的に完全に否定されている)

そこまで“石頭”なこのオレでさえ信じちまったのがこの本なんです。

それだけ思い当たるフシが多すぎたという点が大きいです。

作者が「あるある」ネタを散りばめて信じ込ませようと考えて文章を考えたのかもしれない。

しかしそれを差し引いてもあまりに「わかるわ~」という部分が多すぎたわけです。

 

共感されやすいポイントとしては

「脳は喜びよりも、恐れを現実化させます」という部分などは多くの人が思い当たるかと。

人間が持つ欲の中でも最も強いのが「安心・安全」を願う「守り」の欲です。

「安全」のためならお金を躊躇なく出す人は多いですよね。

安心・安全への思いが強すぎると極めて用心深い人間になってしまいます。

自身の健康面や自宅などのセキュリティや対人関係などあらゆるものを過剰に心配します。

その「心配(不安)」が大きすぎると、逆にそれが現実化してしまうということです。

 

本書の107ページから111ページに「生存欲求」が強いタイプは不幸になる記述があります。

その中の111ページに「脳は逆に動く」という特性に言述しています。

病気になりたくない病気が怖いと思いながら生きれば逆に病気になりやすくなる。

いくらサプリメントを飲んでも意味がないんです。

「心配しすぎるのは逆に健康面で好ましくない」とは多くの医師も認めています。

 

この書籍内ではがんが治ったり回復した事例も語られています。

この書籍に限らず多くの書籍で手術なしでがんが消えたという事例は語られてますね。

その事例の多くは患者自身が「死を受け入れジタバタしていない」パターンが多いです。

これなど「脳が逆に動く」例とも言えるでしょう。

毎日全力で悔いなく生きていけば充実した人生になります。

がんになったとしても「やりたいことは十分やったからもう悔いはない」と思えるようになる。

その「心の余裕」が自然治癒力を高めてがんを消してしまうわけでです。

精神力と自然治癒力は密接に関わっています。

 

この本では触れられていないケースですが「嫌われたくない」という恐怖なども典型例でしょう。

同性でも異性でもその相手に「嫌われたくない」という意識が強すぎると不自然な自分になります。

「なんだかムリしてるなこの人」という印象を相手にほぼ確実に抱かれます。

誰かと仲良くなりたければ“自然体”で接することができなければほぼ確実にフられます。

「堂々と」「自分らしく」振舞うことができていると自然と相手に魅力を感じられるものです。

相手の顔色ばかり伺ってビクビク接している人を魅力的に感じるケースはほとんどありません。

しかし「嫌われたくない」という恐怖が強すぎると相手の顔色を伺ってしまう。

結果として相手に好かれず仲良くなれずに終わる。

そういう経験をしたことがある人は多いはずです。

 

「脳は逆に動く」とは「脳は思考と逆の現実を生む」と考えても良いのかもしれません。

ただこの本ではその「逆進性」はネガティブな思考に発動しやすいとのことです。

「病気になりたくない」とか「嫌われたくない」とか「お金を失いたくない」とか。

その類のネガティブな思考に対して逆の現実を生みやすいと述べています。

でも個人的体験上ではポジティブ面でもこの「逆進性」ってあると思うんですよ。

  • 「病気になってもいいや」くらいの気楽な精神状態の方が身体も健康的です。
  • 「嫌われてもいいや」といきなり初対面の相手をイジったらその相手に好かれました。
  • 「遊びだと割り切って楽しもう」と突っ込んだお金でやってみたギャンブルで大勝しました。

これらってギャンブル以外はその「気楽な」精神状態が良い結果を生んだとも言えるんだと思う。

よくゴルフで優勝がかかった30㎝のパターは極めて難しいけど、

気楽な気持ちで打つ1mのパターは簡単に入れられるとか言うでしょ?

「気楽にかまえる」ことの大切さってあると思うんですよ。

この本ではその部分を再認識させられました。

 

この本では成功する為の思考について細かく解説してあります。

これらを熟知してしっかり実践することであなたの人生を変えることができるでしょう。

「こんなの迷信だ」とバカにするよりも「最良のマインドセットだ」と感じられるかどうかです。

この本の内容を極限まで活用できれば超人的な力を得られるかもしれない。

そんな可能性まで感じさせられちまいました。

 

『なぜかうまくいく人のすごい無意識』の悪い点

悪い点として、まずやっぱり感じるのは「おとぎ話」が多すぎる気がします。

上述したがんの話では2名の患者が出てきますが、どちらも考え方を変えただけでがん消滅です。

そのうち1人は、末期がんだったにも関わらずです。

詐欺師に金をだまし取られた社長の話もどうかと。

その詐欺師に詐欺行為をさせたのは「自分の責任」だと認めて被害届を出さなかったそうで。

それによって詐欺師は罪を追及されることもなく2000万円を得ることができます。

詐欺師は金を使い切ってしまったがその社長の前に素直に出頭して謝ったそうで。

社長は「いいよ、詐欺をさせたのはオレの責任だ」と咎めもしなかったと。

するとその詐欺師は「お詫びに自分の人脈を紹介する」ともちかけます。

社長は紹介された人脈によって8000万円の利益を得て逆に儲かってしまったと。

まさに「おとぎ話」のようなストーリー。

 

いくら大金持ちでも2000万円騙し取られて全額使い果たされて怒らないとかあるのかな。

さらにそんなすごい人脈もってる人が詐欺行為なんて働くのかな。

そもそも人脈紹介されただけで8000万儲かるとかこの不景気にそれ自体がもう...。

などといろいろ考えてはしまいます。

 

ただ、この話が「フィクション」だったとしてもこのエピソードには大事な点が2つあります。

1つはこの本で触れられている「自己責任」の意識です。

自分に降りかかった不幸や中傷や災難などあらゆるものは全て「自分の責任」と考える心です。

これってもんのすごく大事なことなんです。

何か悪いことが起きると人間は誰か他人のせいにしたくなります。

でも他人のせいにしたって他人をコントロールすることは難しい。

結局どうすることもできずストレスとして残ってしまうばかり。

その相手を恨むようになればますますストレスの塊になり健康を害する。

ストレスの塊になれば周りの人間からも確実に嫌われる。

何も良いことはないわけです。

だからどんな時でも何があっても「自分のせいだし」と割り切れる心が大事なんです。

「自分のせいだから仕方ない」→「ま、いっか」の精神。

その精神を持っている人は、人からも好かれて幸せな人生を歩めるという考えです。

ここまではこの本では触れていませんが、多くの書籍や偉人の言葉にある考えです。

 

さらにもう1つ加えれば「返報性の法則」もこのエピソードには隠れています。

これもこのエピソードでは触れていませんが、人間は恩を受けたらお礼をしたくなる生き物です。

詐欺師は犯罪行為を犯したのにそれを黙認してくれた社長に恩を感じたわけです。

だからせめてものお礼に自らの人脈を提供しました。

もし社長がブチきれてソッコーで被害届出してたら詐欺師は当然社長の前に「出頭」はしなかった。

沖縄か海外にでも逃げちまっていたはずです。

当然、人脈を紹介してもらえず8000万円稼ぐこともできなかった。

良質な人間関係を構築したければ「自分らしく堂々と」も大事だと先に触れました。

そしてもう1つが「先に相手に与える」という心です。

もちろんへりくだって「仲良くなりたい」という下心丸出しじゃダメですよ。

そんなそぶりも見せずに「見返りを求めず」とにかく何かを与えれば良いのです。

与えるのは物とか金銭だと逆に引かれる可能性もあるから、「情」や「行為」が良いです。

人間は受けた温情や好意って忘れないもんなんです。

その「良い思い出」が強い返報性の法則に発展して、いつしか自分の身に大きな利益で返ってくる。

まず最初に見返りを一切求めず「良いこと」をしてあげるだけで良いんです。

モノより思い出。

 

『なぜかうまくいく人のすごい無意識』の口コミについて

僕がこの本を読んだのはちょっとした知人が絶賛していたからです。

この人が勧める本って「ハズレ」がないんですよ。

その通り読んでみて実際に「大ヒット」だったわけです。

良い本を消化してくれてありがとうと何回も口で言いました。

しかし、この本の口コミは悪いものも多いです。

否定的な考えを示している人も多いということです。

 

医療関係者とかガチガチの合理主義者には拒絶感がある内容であるのも事実でしょう。

しかしながら科学では証明できないものも世の中にはるのではないかという視点もあります。

そもそもこの著作の内容は決して「スピリチュアル」とか「引寄せの法則」的内容ではない。

寧ろ「脳科学」の視点から語られているものです。

東京大学で研究をしているという記述もありますし。

もちろんどこまで鵜呑みにできるかという部分があるのも事実です。

しかしながら著者の30年間に及ぶメンタルトレーナーとしての活動から得た知見であるのも事実。

 

そもそもこの手の話を「迷信だよ、バカらしい」と考えるならそれでも良いのです。

ムリに信じる必要も読む必要もない。

興味があるのであれば自分でちょっと読んで判断して見れば良いのです。

図書館でも置いてあるところはありますし、本屋で立ち読みするとかいろいろ方法はあります。

 

とはいえこの本はものすごく人気でものすごく売れているのも事実。

販売されて1年経過しましたが未だにAmazonでもメルカリでもめちゃくちゃ売れている。

それだけ評価が高いということです。

 

それだけ人気もあるからkindle等の読み放題サービスにこの本が入っていることはまずありません。

新品定価は1650円ですが中古でも1000円を切って販売しているところはなかなかないほどです。

図書館も地元図書館にありましたが常に「貸出中」で予約待ちも常に3人以上いる状態です。

 

『なぜかうまくいく人のすごい無意識』の著者、梯谷幸司について

著者の梯谷幸司はメンタルトレーナーとして病気を治す活動をしています。

「言葉で病気を“やめさせる”」という思想を提言しています。

医療関係者からすれば憤慨する考えかもしれません。

でも実現したらとても素晴らしいことだなとも思うんです。

なんでもかんでも「ムリだ」とか「迷信だ」とか言うのはたやすい。

悪い所ばかり見ないで良い所も見ることも大事なんじゃないかなと思うんです。

「他人の悪を能(よ)く見る者は、 己が悪これを見ず」 (足利尊氏)

 

2020年が始まったばかりです。

今年を飛躍の年にするためのマインドセットにはこの本がもっともおススメだと言えます。

 

 

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