世界的人気漫画の『キャプテン翼』の日本人キャラ限定の人気ランキングがイタリーで実施された。
敢えて「日本人キャラ」だけに限定するあたりにイタリアの日本に対するリスペクトを感じるが。
イタリア人キャラはGKのジノ・ヘルナンデスと、DFのサルバトーレ・ジェンティーレくらいだし。
どっちみち日本人限定でやるしかなかったかな?
イタリア人が選んだキャプテン翼日本人キャラ限定ランキング
と、いうわけでイタリア人による「キャプテン翼日本人キャラ人気ランキング」の結果発表。
あなたの好きなキャラは入っているかな?
10位 新田瞬
翼たちの世代より1学年下で、中学編の静岡大会決勝で「隼シュート」というキーパーが一歩も動けなくなるシュートを武器にそこそこ翼を苦しめた新生。
全日本ではNO1俊足FWとして代表レギュラーの座まで掴むが、これといった見せ場もなし。
後年、なぜか若島津の実家の空手道場に入門していた。
あとSFC版の最後のゲーム「V」で謎の競合チームに引き抜かれてめちゃくちゃ出世していた。
9位 沢田タケシ
翼たちの世代より2学年下で、日向の永遠の弟分。
テクニシャンだが器用貧乏かつパワー不足でこれといった活躍がない。
プロに進んでからは頭をサッカーボールのように刈り込んでちょっとアブない人になってしまった。
8位 立花兄弟
立花政夫と和夫の双子兄弟。
2人セット選出って1人1人の個性を見てやれよイタリア人(笑)
まぁ個性なんてないんだけど(笑)
とにかく2人揃ってナンボみたいな兄弟。
だが2人だと双子ならではのコンビネーションでいろいろすげぇことをやりよった。
特に「スカイラブハリケーン」はもう完全に“超人”の技。
そもそも小学生時代の「トライアングルシュート」の時点で超人的跳躍力を誇っていた。
7位 若島津健
実家が空手道場の空手GK。
国内では若林と実力を二分する存在。
必殺セーブの「三角飛び」は、実際にそんなことやってたら絶対に間に合いません(笑)
6位 若林源三
作中最強GKで、翼と最初に対決したライバルでもある。
大会時はいつも怪我していて最後の試合しか出場しない設定で、試合数は少ないがやはりすごい。
ペナルティエリアの外からならどんなシュートも止めるということだったが、
もうそんな設定は全て粉々に打ち砕かれてゴールを決められまくっている。
化けモンみてーなキャラが次々登場してきたからムリもないが。
5位 松山光
道産子熱血ファイター。
作中でも上位キャラだが、「上の下」という感じ。
だけどキャプテンシーもあり、翼不在時の全日本のキャプテンを任されたりする。
地を這って突き進む「イーグルショット」が得意技。
これはゲームではかなり強力で、DFだからガッツの消費も少なく「クッ!ガッツがたりない」ということにならず“ここぞ”の勝負所の場面ででかなり役立った。
ありがとう。
4位 岬太郎
アニメ版ではあの山田栄子が声優を務めたほどのキャラクターで翼の永遠のコンビパートナー。
翼とのコンビプレイは「黄金(ゴールデン)コンビ」と呼ばれ、この2人がいる限りチームは最強だった。
実力も翼に近いほどハイレベルで、高校編では翼がいない南葛高校のエースになったが、やはり日向相手には及ばず「キャプテン」としても「主人公」としても翼には及ばないことを示す形となった。
3位 日向小次郎
全日本代表のFWで、日本国内では翼の最強ライバル。
強力無比なシュート力と、相手を「吹き飛ばす」というわけのわからないドリブル突破が武器の荒々しい攻撃特化型ファイター。
必殺シュートも「タイガーショット」や「ネオ・タイガーショット」や「雷獣シュート」など様々あり、どれもゴールネットは当たり前のように突き破る威力で、壁にメリ込んでしまうほどだった。
日本代表でもフィールドプレーヤーとしては翼に次ぐNO2の位置にあり、ポジションもFWということで得点数では翼を上回る。
2位 大空翼
言わずと知れた主人公。
「ボールはトモダチ」を信条に、どんな逆境でも「まだ試合はこれからだ!」と口にして決してあきらめない不屈の精神。
もちろん、実力も作中NO1で、ドリブル突破力、シュート力、サッカーセンス全てで作中屈指の実力の持ち主である。
そして、「キャプテン」として所属したチームはほぼ確実に勝たせる神通力があり、さすが「キャプテン」であり「主人公」である。
1位 三杉淳
「ガラスのエース」と称され、心臓病というハンデを背負いながら、その実力は主人公の翼さえ凌駕するほどの日本最高の天才少年だった。
心臓病のために試合にフル出場はできないが、出場中はチームを劇的に強化し、そのサッカーセンスで何でもこなしてしまい、あの「不屈の精神」の持ち主で、敵が強ければ強いほど燃えるという「ジャンプ漫画の主人公にありがちな設定」を持ち合わせていた翼でさえ戦意喪失させるほどの実力を見せつけた。
中学時代も日向率いる東邦と対戦し、若島津から2ゴールを奪い後半戦だけならスコア上勝利するほどの力を見せつける。
代表でもスーパーサブとして活躍し、要所要所で天才としての実力の片鱗を世界に見せつけた。
高校時代は心臓病の治療に専念したことでかなりの難病だったようだが「克服」し、ハンデがなくなったが、逆にそれで彼に魅力が薄れたような感もある。
ハンデがなくなったことで、あの圧倒的な天才ぶりが見られなくなり、やはりあれは「時間制限」があった時限定の輝きだったのかと思わせられる。
様々なバケモノ新キャラが登場した影響もあるが、どんどん埋もれてきて、日本でやる人気ランキングではもう10位にも入らないほど人気は低下しているが、イタリーではアニメでの人気らしいから、まだ三杉君が心臓病でハンデを背負ってたけど逆に「輝いて」いた頃だからこそこの人気なのかな。