マスクをつけると暑い理由
たかが薄っぺらい布切れ1枚でなぜこんなに暑くなるのか?
その原因は呼吸をする鼻と口を覆うことになるからだ。
マスクをしているとマスク内で暖まった外気を吸い込むことになる。
この時点で体温が上がる。
さらにその暖まった外気を吐くことで、今度はマスクの表面温度が高くなる。
口にホッカイロを張り付けているようなものになる。
その状態で呼吸を続ければ、自分自身に熱風を循環させている状態に等しくなる。
さらに、マスクをした状態の呼吸は呼吸筋を通常時より働かせることになる。
これによって体に負荷がかかっているだけでなく、余計に暑くなってしまう。
水に濡らすマスクの危険性
水に濡らしてひんやり感を出すという趣旨のマスクも多い。
だが通気性がしっかりしていないと、水で濡らすことで通気性がさらに悪くなってしまう。
そのようなマスクをしていれば息苦しいのは言うまでもなく、呼吸することさえ困難になる。
だからその手のマスクを買う時は特に通気性は重視しないといけない。
とにかく呼吸が全てということ。