思えば「クソゲー」の宝庫だったファミコンの「クソゲーグランプリ」が本日開催された。
来月8月25日までが投票期間になる。
本日だけで早くも584票も入っていて、ファミコン世代のファミコンに対する思いはすさまじい。
「クリア」という概念もなくただ何周もループするだけのゲームも多かったし。
とにかく「やっつけ」で作ったような、「子ども騙し」ゲームも山ほどあった。
ほとんどと言うべきか?
有名漫画やアニメや特撮キャラの版権を用いた「キャラゲー」などは本当に酷かった。
現状は圧倒的に「たけしの挑戦状」がトップ
投票結果を見てみると予想通り「たけしの挑戦状」がトップだった。
ビートたけしがめちゃくちゃなプロデュースをしたゲームとして燦然と(?)ゲーム史に名を残した名(迷)作。
1時間何もしないで放置しないと先に進めないとか普通にやってたら絶対にクリア不可能なめちゃくちゃなゲームだった。
ちなみにオレはなんとなく嫌な予感がしたからこのゲームには触りもしなかった。
でも、今となっては逆にヤッてみたい気持ちもある。
今ならその破天荒ぶりを受け止めてあげられそうだから。
一方で名作と評価の高い「さんまの名探偵」
当時、ビートたけしと双璧をなすお笑い界の2トップ状態だった明石家さんま。
その明石家さんまが探偵となって殺人事件解決に挑むゲーム「さんまの名探偵」は名作として名高い。
当然この「クソゲー」ランキングにはノミネートすらしていない。
さんまとたけし・・・なぜこんなに差がついたのか(笑)
「さんまの名探偵」は当時の吉本興業所属大物芸人が総出演。
- 桂文珍
- 島田紳助
- 西川のりお
- サブローシロー
- 阪神巨人
- いくよくるよ
などなど80年代の吉本を支えた芸人たちが次々と登場。
そして、文珍と紳助はブッ殺されるし、
のりおは「闇の帝王」とかいうわけのわからん存在だし、
シローはその手下だし、
挙句に犯人は吉本興業の社長というこれはこれでめちゃくちゃな設定だったが。
それでもこのゲームはかなりの人気で、クラスでも多くのお友達がヤッてた。
一度クリアしちまえばすべてがわかってしまうから一度しか遊べないゲームだけど、
それでも強烈に脳裏にこびりついているゲームだ。
投票期間は来月25日まで
と、言うわけであなたもファミコンの「クソゲー」に思うところがあるなら、
終了する前に投票することをおすすめする↓