恐ろしいのは羽を持つ女王アリの驚異的繁殖力
9月から10月にかけて東京湾・青海ふ頭で1000匹以上のヒアリが見つかった
数も多いが問題はそれだけじゃあない
その中には女王アリが50匹以上も含まれていたことだ
菅官房長官 は「これまでと次元の異なる事態だ」と事態の深刻さを口にしている
既にコンテナ内で巣も見つかっている
これだけの数が見つかっているということは既に定着が始まってしまっている可能性が高い
女王アリには羽があり最大で10㎞程度は空を飛ぶこともできる
そうなれば繁殖地域はどんどん拡大してしまう
さらにヒアリは繁殖率が高く女王アリは1日で1500匹以上も産んでしまう
空を飛んで移動され行政の目が届きにくい場所で繁殖されてしまえば大変だ
そうなれば知らず知らずのうちにどんどん繁殖してしまう
ヒアリが初めて国内で発見されてから2年経過して一時沈静化したと思われたが事態は深刻化した
ニュージーランドはなぜヒアリを根絶できたのか?
世界で唯一ヒアリ侵入後に根絶できた国としてニュージーランドが知られている
日本と同じ島国で日本同様地震も多い国だがなぜ根絶できたのか?
それは迅速かつ徹底した初動対応があったからだ
まだ発見されたコロニーが少なかった時点ですぐに半径1キロ圏を徹底的に調査した
さらに範囲を半径5キロ圏内まで広げて調査を根気よく継続したのである
その結果費用は1億2千万円でヒアリの根絶に成功している
ヒアリが定着したら被害額はどこまで膨れ上がるか?
ヒアリが完全定着してしまったアメリカはどうか?
人間だけでなく家や畑もダメにしてしまう上に農作物まで被害を出すのがヒアリの厄介さだ
その対策や被害額で年間1兆円を超えるという
オーストラリアが最初1度の1億2千万円で根絶できたことを思うと本当にやるせない出費だ
日本ではどこまで被害が拡大してしまうのか?
少なくとも100億は上回ってしまうだろう
ヒアリにはワサビが有効!
日本もアメリカのようになる前にニュージーランドに倣ってヒアリ根絶を目指したい
もう遅いかもしれないが諦めたらそこで・・・である
日本にはヒアリの天敵がある
それはワサビである!
ヒアリの天敵に関しては以下↓の記事でも更新はしている
ワサビに含まれる辛み成分の「アリルイソチオシアネート」 をヒアリは忌避するのである
時にはヒアリを殺してしまう事さえある
このワサビを使ったワサビシートを危険圏内で活用することが注目されている
コンテナでも特に活用が検討されている
日本で飛鳥時代の古から用いられてきたワサビが令和の時代になって日本人を救うのか?
当初は食用でなく薬用として用いられていたのである
古来の日本人もワサビの持つ力を知っていたのかもしれない
ワサビはヒアリを避けるだけではない
抗菌効果や抗アレルギー効果や細胞再生を促し認知症予防効果まであるという
こんなスーパーフードが我が国にはあるのである
腰が重い日本政府はヒアリをワサビでたっぷり「おもてなし」してあげたらどうだろうか?
ちょうどそれ言った人と結婚した小泉進次郎環境相が子供たちにヒアリの危険を啓発していたし